2012/05/03

私流の筍料理いろいろ

東京の友人から、庭で堀立ての大きな2本の竹の子が送られてきました。ありがたいことです。掘ったらすぐに皮を剝いて、茹でて、水ごと密封容器に入れて送ってくださいましたので、えぐみもなく、柔らかくて最高の美味しさでした。まだうちの庭の山椒が芽を出していなかったので、去年の春に摘んで冷凍しておいた木の芽を出してきました。色は薄れていますが、まだかすかに香りが残っています。







さて最初はやはり、鰹の出汁でシンプルに煮物です。


それから筍ごはんと、わかめと姫皮のサラダです。このわかめは宮城県の三陸産、復興わかめ第一陣です。

















翌日は切り方を変えた煮物と、姫皮入りミネストローネを作りました。ミネストローネには自分で作って冷凍してあるバジルのソースを最後に入れました。これでまさにイタリア料理という味になります。バジルとニンニクと松の実とチーズと塩とオリーブオイルのかもしだす香りが効果を発揮します。











次の日は筍のグラタンです。ホワイトソースを作っておき、輪切りにした筍と、玉ねぎ少々の薄切りと鶏肉を炒めて、ソースをかけます。粉チーズを振って、オーブンで15分焼きました。鶏肉はちょうど塩麹に浸けたもも肉があったのでそれを使いましたら、味がいつも以上に良かったようです。麹のおかげで。










最後の日は筍入りばら寿司です。人参、椎茸、凍り豆腐、油揚げ、筍を薄い甘辛に煮ておいて、炊きあがりにすり胡麻を振って酢飯にしたご飯に混ぜるだけです。

お昼ご飯にちょうど良かった!

1 件のコメント:

  1. いつも、いつもお料理の腕に感動します。
    まだ、山椒の芽があまり出ていないのですね。
    こちらでは、山椒は見事に成長していますよ。木の傍に行くと香りが何とも言えません。気候の差がやはりあるのだなあとしみじみ感じました。
    これからもいろんなお料理を作ってくださいね。いつも参考にさせて頂いております。

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