2017/07/24

益田正洋ギターリサイタルの開催

7月23日は以前から決まっていた『益田正洋』さんのギターリサイタルの日でした。長崎市出身、ジュリアード音楽院に留学なさって、シャロン・イズビンと言うアメリカのギタリストの女傑の下で学んだ,数々の受賞歴を誇るギタリストです。日本を代表する若い男性ギタリスト5人の中に入る素晴らしい方です。 前日の夕方米沢に到着なさって、我が家でゆっくりくつろいでいただきました。ただ大変だったのはその数日前から続いていた猛暑と蒸し暑さでした。うちには冷房がないので、暑い空気はみな二階へと上りますから、扇風機をフル稼働させて部屋に溜まった暑い空気をかき回して部屋から出すしか方法がありません。深夜に近くなって、やっと少し気温が下がりました。益田さんはお話しが面白い方なので、12時までおしゃべりしました。 翌朝は曇り空でしたが、大雨は降らず、時々しとしとと雨が落ちた程度で、お客様の足下も濡れることはなかったので、ほっとしました。 午後2時からの開場時間が近づくにつれて、お客様が集まり始め、ほとんどの方が予約なさった前売り券ですが、当日券の数も少しずつ増えました。当日券は前売り券より高いので、沢山出ると売上が潤います。福島市、仙台市などからも来ていただいて、最終的には75人のお客様でした。 演奏はソルの「魔笛の主題による変奏曲」から始まり、ビラ・ロボスの『前奏曲を5曲』続けて弾き、マウロ・ジュリアーニの『大序曲」で一部は終わり、二部はバッハのリュート組曲第三番、エンリケ・グラナドスのスペイン組曲より第5番 アンダルーサ、第2番 オリエンタル、第9番 ロマンティカで終了し、アンコールは2曲、グラナドスの『ホタ』と、ソルの練習曲作品29ー5でした。クラシックギター曲の代表と言える曲ばかりで、本当に素晴らしい演奏でした。最初と最後の曲は小学生の時から弾いてきた曲だそうです。
センプレ全員と白鷹町のN・Tさんで益田さんを囲んで記念写真を撮り、ご苦労さまでしたと皆でお互いの労をねぎらいました。 その後は白鷹町のイタリアン「SIATTACA」で、美味しいイタリア料理を満喫して、7時に解散し、kさんが益田さんを赤湯駅までお送りしました。山形市のギタースクエアのIさんとWさんも打ち上げに参加してくださって、一緒に楽しい、美味しいひとときを過ごしました。センプレの会員以外の方も打ち上げに参加してくださると座が賑わって良いものです。
7月中頃のこと、山道の途中で、見かけたことのない白い花を見付けました。とても鮮やか白だったので、写真に撮ってFBに載せたら、植物、特に紫陽花に詳しい大学の後輩のSさんが、『イワガラミ』だと教えてくださいました。なるほど葉も花の付き方も紫陽花の仲間です。つる性で岩などにも絡まって伸びていくらしいのですが、生えていたその場所は地面に近く、これから伸びてそこら辺の木に絡まっていくかどうか観察する楽しみが増えました。一番初めの写真は「オカトラノオ」です。今年は道端に沢山咲き乱れていました。よく見ると小さな花が集まって房になっていて、可愛い花です。 うちのエゾアジサイがきれいなブルーの装飾花を付けていましたが、暑さのせいで、色褪せてしまいました。 7月11日、「カナカナカナカナ」とヒグラシの初鳴きを聞きました。もうすぐ梅雨が明けるぞ、夏が来るぞと知らせてくれているのです。そういえばカッコウはついこの間までいましたが、20日過ぎていなくなったようです。ホトトギスはまだいるようです。

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