2018/05/05

5月の連休も過ぎようとしています。

暖かくなるとやらなければならないことがどんどん押し寄せてきます。今日5月5日はこどもの日ですが、孫も大きくなってしまって、近くに子どもがいませんから、全然実感が湧きません。 家の周りの樹木は見る間に葉を茂らせています。もうおとなりの家も見えなくなりました。ひときわ目立って明るい緑の色の葉が繁っているのはブナの木です。白くて妖艶な花はタムシバの花です。これはお風呂場の窓から見える木で、低いところに枝を伸ばしていますが、実際外へ行ってみると高いのです。
ストレプトカーパスもいつの間にか蕾がふくらんで、咲き始めました。
鹿児島で端午の節句に食べられるお菓子の灰汁巻きを作ってみました。ナラの木の灰を煮立てて、その上澄み液をとり、さらにガーゼで漉してその水に洗った餅米をひと晩浸け、竹の皮や笹などで包んで、また灰汁汁をお湯で薄めた中に浮かばないように沈めて、たこ糸で縛った灰汁巻きを5時間煮て、やっと出来上がりです。お米の形がすっかり無くなり、薄茶色の半透明の羊羹のようなちまきのような物にわらび餅のような物に変わっています。灰汁の力を昔の人は発見していたんですね。糸で切り、砂糖と塩を混ぜたきな粉をたっぷりかけてさらに黒砂糖などもかけていただきます。
暖かい日が続いたので、もう道端のイカリソウがひっそりと林の中で咲いていました。この場所は私の秘密です。盗掘する恐れの有る人には教えません。

1 件のコメント:

  1. How's life?
    We eat this kind of rice dumpling in 端午の節 too (we call 端午の節 as dragon boat festival because dragon boat race will be held at many places in Hong Kong). We usually put pork, dry scallop, salty egg yolk and etc inside the rice dumpling.

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