2018/07/05

宮下祥子ギターリサイタルの開催

我が家の裏庭で、水色の可憐なエゾアジサイが咲き始めています。植えた訳でもないのに。いつの間にか生えて来て、年ごとに大きく成長しているのを見ると、ここが好きな土地だったんだろうと思わざるを得ません。
7月1日に宮下祥子さんをお迎えして、ギターリサイタルを開催しました。予想を遙かに超えるお客様の来場がありました。お天気はこれまた予報がはずれて、晴れ時々曇りで、雨は降りませんでした。その代わり真夏のような暑さでした。梅雨入りしてからずっと真夏の暑さが続いていて、雨が降ったのは二日間ぐらいです。宮下さんは元気一杯で、人懐こい方です。 前日に米沢に到着してその足で、川西町のフレンドリープラザにお連れし、井上ひさしさんにまつわる話を頭にいっぱい詰め込んでいただき、祥子さんと井上ひさしさんとのご縁を懐かしく想い出されたひとときでした。井上芝居の『少年口伝隊・一九四五』のバックミュージックのギターを弾いている宮下さんですから、感慨深かったことでしょう。 演奏曲目は第一部は19世紀ギターを使って、J・K・メルツの「吟遊詩人の調べ」より2曲、F・ソルの「悲歌風幻想曲」、J・S・バッハの『アヴェ・マリア』とリュート組曲第4番より『プレリュード』、再びF.ソルの『モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲』でした。 休憩のあとは現代のギターを使って、F・タレガの『アルハンブラ宮殿の想い出』、ロドリーゴの「フェネラリーフェのほとり」、A・バリオスの『大聖堂』全曲、山田耕筰の『この道』、最後は藤井敬吾作曲の『羽衣伝説・沖縄の天女伝説』という変化に富んだプログラムでした。アンコールはディアンスの『タンゴ・アン・スカイ』と 誰もが聴きたい『禁じられた遊びのテーマ曲・ロマンス』でした。祥子さんはどの曲も丁寧に解説なさるので、お客様も良く分かって、余計に楽しめたことでしょう。
演奏後のCD販売時の談笑風景です。仙台からいらっしゃった、仙台デュオの佐々木さんと窪さん、白鷹町の中村静子さんらと一緒に。 そのあとは毎年恒例の打ち上げ会場のイタリアン・レストラン「SIATTACA」で美味しいお料理を満喫しました。本当に充実した良い一日でした。

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