2015/05/28

生ゴミ処理装置『キエーロ』

家族で楽しむこども農業雑誌『のらのら』の2014年冬号に出ていた生ゴミ処理装置がとても良いということを、編集者のKさんから聞きました。彼女は数年前からの友人で、時々うちに泊まりに来て、色々と教えてくれます。この間も「のらのら」の既刊本3冊持ってきてくれました。 「キエーロ」というユーモラスな名前の装置は、神奈川県葉山町在住の元パイロットのMさんという方が長年ご夫婦で実験、研究,開発してきた物の集大成だそうです。 我が家では、2年間プラスティックのコンポストを使ってきましたが、大雪の重みでひび割れて使い物にならなくなったところだったので、夫が残っていた杉の床材を使って作り、外に置いても傷まないように防腐剤を塗って仕上げました。 中には土を何十センチか入れて、水をかけて湿らせ、そこに生ゴミのかたまりを土と混ぜて泥団子状にしておくと、斜めの屋根はポリカーボネイトなので、日光が発酵を促進してくれ、土の中の微生物のお陰で数日間でゴミと土は一体化してしまい、土は改良され、おまけに横に開けた風通しの良くなる隙間から風が入り、臭いも発生しにくく、虫も湧きにくいというのです。生ゴミのかたまりは次に入れる時には隣りへ置き,数回でキエーロの中をぐるっとひと回りし、また初めのところに戻ります。屋根はちょうつがいで本体に付けてあるので、開け閉めにも便利です。 分解が遅いものは、カニの殻、硬い骨、玉ねぎの皮、トウモロコシの芯・皮、ニンニクの皮など、分解が早いものは野菜クズ、魚、肉、果物、油などで、落ち葉や腐葉土、籾殻、干した雑草なども入れて良いそうです。 ゴミがどのように変化していくのか、、、楽しみです。

2 件のコメント:

  1. こんにちは、Kです!キエーロはその後いかがでしょうか。生ゴミの埋め方のところ、ちょっと違って伝わってしまったかもしれないので、書きますね→スコップ(シャベル)で20cmくらい穴を掘って(生ゴミの量が多ければもっと穴を大きく、深く掘る)、穴の底に生ゴミを入れ、そこに水(米のとぎ汁とかもよさそうです)と少しの土をいれて、スコップで土と生ゴミとをザクザク混ぜます。水の量の目安は、泥団子になるくらい。そしたら、まわりから乾いた土をかぶせて穴を埋めます。埋め終ったときは、生ゴミを埋める前と見た目は変わらない感じ。土の表面は乾いた状態にします。埋めた後の表面は乾いていることが、虫を呼ばないポイントのようです。

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    1. Kさん、ご丁寧に指導していただき、ありがとうございます。ちょっと私の生ゴミの埋め方は生ぬるかったみたいです。でも土の量がそんなに多くないので、20センチは掘れません。だんだん増えてくれば出来るようになるでしょう。私は最後に水をかけていましたので、今後は生ゴミの上に水をかけるようにします。埋め終わった後の土の表面は乾いた状態にすることも分かりました。でもいまのところ虫は来ていないようです。ありがとうございました。

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