2018/10/22

秋たけなわです

蔓リンドウの実はきれいな赤です。今年は庭の片隅にたった一つしか見付けられませんでした。 ツリバナの一種と分かった木は遅くなって紅葉するみたいで、まだ緑色の葉を付けています。下に赤い小さな実がぶら下がっています。
ことしも枝豆の最盛期には,たくさん秘伝豆をいただきました。ムシャムシャ食べるだけではもったいないので、『豆しとぎ』という岩手県の伝統的なおやつを作ってみました。材料は茹でて薄皮を剝いた枝豆と米粉と砂糖、枝豆の潰したものと混ぜて練ると固まりますので、冷蔵して寝かせてから薄く切ります。上品でしっとりと美味しいおやつです。10月の初めに何回も作りました。 10月16日は私たち夫婦の50回目の結婚記念日でした。何と長い月日が経ったことでしょう。大きな病気もせずに、仲良く(?)ずいぶん波瀾万丈の人生でしたが、無事に歩んできました。感慨無量です。 栗の季節なので、栗を茹でて、エヴァミルク、バター、砂糖、ラム酒を加えて栗のクリームを作っておいたので、モンブランケーキ、(フランスではマロンシャンテリー、あるいはマロン・シャンティーイというのかな)を作りました。ちょうどギター製作の塾生のSさんも滞在中でしたので、16日と.18日に飾り付けていただきました。薄い固めのスポンジを焼いて、カスタードクリームを作り、スポンジの上に乗せ、栗のクリームと生クリームを飾りました、栗のクリームを細くひねり出すのがとても難しく、好い加減になってしまいましたが、お味は最高でした。
庄内の友人のSさんから今年もたくさんの庄内柿が送られてきました。Sさんは渋抜きして(山形ではさわすと言います)、甘くしてから召し上がる為、どうしても傷のついた柿の実は、さわすのには向かないと今まで捨てていたそうですが、傷有りでも干し柿には上等なので、私にわざわざ送って下さるのです。干し柿好きの私たちにはとてもありがたいことです。 柿の中にひとつ天狗が入っていました。これはちょっと縁起が良いかも知れません。
ところがこの庄内柿、一つ問題があります。干し柿用に枝を残していないので、干すには工夫が必要です。夫さんと私は今年は3段干し物ネットを使ってグラスファイバーの棒に数個ずつ刺して斜めに渡して、干すことを思い付きました。ハエもたかりませんから良い感じです。150個以上いただいたのですが、友人や弟にもあげて、30数個ですが貴重な干し柿になるでしょう。出来上がりが楽しみで—す。
柿を差し上げたら、Mさんがお返しに大きな生の栗を下さったので、2回目の渋皮煮を作りました。
秋はつぎつぎとすることがあって、あっという間に過ぎて行きます。

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