2018/11/07

冬も間近に。

あっと言う間に11月になり、文化の日も私どもには文化的なこともなく通り過ぎて行きました。道端の草花や木々は紅葉した赤やオレンジ色、黄色の葉をどんどん落としています。お隣のTさんの家の屋根が見えてきました。 10日ぐらい前にまだりんどうの花が咲いていた山道にも,11月も5日を過ぎたら、もう何も見付けることが出来ませんでした。10月の末はこんなふうでした。
図書館で素敵な本を見付けました。大人の本ではないのですが、あの『大草原の小さな家』のローラ・インガルスの物語の続編です。今度はローラの一人娘のローズ・ワイルダーの物語です。書いた人はロジャー・リー・マクブライドといって、ローラとローズの後継者になっている人で、彼がローズから直接聞いた話や、ローラとローズのエッセイや、当時の資料などを基に書いた本で、多少物語として脚色されていますが、とても魅力的な物語です。全部で6巻まで出ていて、つぎつぎと読むのが楽しみで、私が今夢中になって読んでいるところです。古き良き時代のアメリカの常識と良心が見事に描かれていると思います。またローズの少女時代から成長していく様子が手に取るように分かり、また母のローラが開拓時代の苦しい生活を経験しているからこそ、ローズにもそれが両親を尊敬する大きな理由となっているのです。たった100年前のアメリカの生活なのですが、今となっては大きく変化していて、アメリカや日本を含めて世界中がすごい速さで一体どんな方向へ進んでいくのか、心配になってくることも事実です。

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