2013/05/20

タムシバとコシアブラ

ことしのタムシバはなかなか咲かなかったので、少なくなったのかと思ったほどでした。 芳香があるため匂いコブシとも言って、コブシと良く似ていますが、咲く時コブシのように花の下に葉が付かないのです。またコブシより一回り大きめの花です。萼片も白いので花びらが多いように見えます。とても気品があり、わたしの好きな花です。 コシアブラの芽は閉じたもの、少し開いたもの、開ききって葉が伸びたものとそれぞれ面白く、見るからに美味しそうに見えますね。天ぷら、おひたし、胡麻味噌マヨネーズ和えなど、香りを楽しんでいただきます。コシアブラの木の幹はしなやかで白いので、、目が慣れてくると林の中でコシアブラだけが浮かんで(?)見えます。背が高くなるともう採れません。 薪割りのあとのお茶のため、またいつ友人がお茶に来ても良いように、シナモンロールをこんどはたくさん焼きました。ギャバンのシナモンシュガーを使ったら色が薄く、香りも薄かったので、やはり自分でシナモンと砂糖を混ぜるのが一番と反省しました。

2 件のコメント:

  1. タムシバの花、素敵ですね。勿論Magnoliaの一種。こんな花を自然で、しかも近くでみられるなんて羨まし過ぎ。得られないもの、失うものと引き換えに、得られるものの、とっても大きい山の生活ですね。羨ましい。

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    1. コメントありがとうございます。いまは日増しに新緑が色濃くなって、その中でタムシバの花がひらひらと揺れています。樹木の葉が茂ってきています。この次は朴の花が咲くでしょう。そうするともう梅雨に入るのです。季節の移り変わりに見とれているうちに日々が過ぎて行きます。夏が暑くないようにと願います。

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