2014/01/18

紅芯大根の酢漬け

12月に直売所で見つけた「紅芯大根」をやっと出してきました。紅花大根と赤で書き加えてありました。山形の特産「紅花」にちなんだのでしょう。外から見ると白い小さい丸大根ですが、シッポが何やら赤い。切ってみると、中身は白っぽいところときれいな濃いピンクのところが混ざっています。縦に4分の1にし薄切りにして、茎も小口切りにして、3%の塩を振り、重しをして一日おきます。 それをよく絞り、米酢と甜菜糖を混ぜた甘酢に漬けました。仕上げに梅シロップをかけると、味がグッと良くなりました。こういう時のために梅シロップを作っています。
ある日のお昼ご飯です。ご飯は炊き込みご飯。秘伝豆(置賜特産緑色の大豆)の打ち豆と、ちりめんじゃこ,薄口醤油少々、日本酒少々で炊き、最後に極細切りの昆布を加えて蒸らします。おかずはお正月のあとまた食べたくなって煮た黒豆。白菜の漬け物が乳酸発酵して酸っぱくなってきたので、塩出しして、豚肉薄切りと炒めたもの。酸っぱくなった白菜漬けはドイツのザワークラウトみたいで大好きです。

2 件のコメント:

  1. 紅芯大根(蕪ではないのですね)初めてみました。可愛いですね。山形には在来作物が沢山あるのですね。何時か山形新幹線の車中に置いてあった小冊子に山形の在来作物の話を奥田シェフの料理なども交えて紹介してあったのを思い出しました。在来作物って全国区にならずにその土地で脈々と作り継いで、料理していくことに価値がありますね。お酢につけると色が赤くなるようですね。工夫して、何でも一品にしてしまうあなたの知恵には脱帽です。私も真似してできる範囲で作っています。YM

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    1. YMさん、紅芯大根可愛いでしょう? 丸ばかりでなく普通の形の大根のもあります。私は地の人の作るものを「ははーん」と感心して、真似しているだけです。普通の大根より水気が少なく長持ちするみたいです。一昨日から輪切りの干し大根を作っています。

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