2014/02/05

巻き寿司とルームシューズその2

一昨日の節分には人並みに巻き寿司を作りました。かんぴょうだけはその前に買っておきましたが、あとはあり合わせばかりで、なんとも貧相な巻き寿司でした。卵焼きと干瓢と椎茸と人参の煮物、彩りにはほうれん草の茹でて下味を付けたものだけでした。たまに作ると巻くのが難しくて、ご飯と具の分量のバランスが悪かったみたいです。残ったご飯に具の残りを混ぜて白煎り胡麻を振り、いなり寿司も作りました。
米沢市の郊外で、今年の寒さに震え上がっているお友達がいます。家の中でも零度近くまで下がる日もあるらしいので、暖かいルームシューズをプレゼントしようと、数日前からすこしずつ進めていました。立春を過ぎてしまいましたが、まだまだ寒いので、喜んでくれるでしょう。他に作りたいと言っているお友達がいるので、順序立てて作り方のヒントのつもりで並べてみました。
冷凍庫で働く人にも最適という触れ込みの1センチ厚さウール70%のフェルト中敷きを用意し、両端を靴の形に少し余裕をもって切り落とします。 ウールの分厚めの生地(この場合、古くなって少し縮んだセーター)を型紙を作ってからひとまわり大きめの靴の形に切ります。足の厚みを見越して大きめに切ってあるので、縫い代の内側全体に縫いちじみを入れておきます。足首にセーターの裾や首回りなどのゴム編みの部分を切り取り、ルームシューズの足首に縫い付けます。この辺はミシンでもできます。(少し長めに出来たので、ゴムを入れました。) フェルトの長さに合わせて靴の部分をマチ針で留めて縫い縮みで長さを調節しながらバランスよく整えます。ジーンズスティッチ糸を二重にして,靴の甲からかかとまで半返し縫いでフェルトに縫い付けていきます。 はい、出来上がりました。 どこにも無理のかからない快適なルームシューズです。一つのセーターから4足できました。我ながらブラボーです。 手入れは、簡単には掃除機のブラシで埃を吸い取り、ときどき、手洗いでそっと洗います。

6 件のコメント:

  1. ととこさま
    まあ、立派な巻き寿司が出来ているではないですか!美味しそう!!
    巻き寿司は久し振りに巻くと巻きがゆるかったり・・・いろいろです。
    ルームシューズもいつもきちんと作られ、器用な方だなあとつくづくと感心しています。
    寒い時は絶対必要ですね。そちらも寒い事と思います。

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    1. タッチラブさま、巻き寿司の出来は反省点ばかりです。干瓢が柔らかすぎ、具の味付けが薄すぎ、寿司飯の味付けも中途半端、ご飯が多すぎ、卵焼きをもうすこし甘く太く作るべきだったなど。ルームシューズは作るたびに少しずつ個性が違いますが、今回のはセーターの厚い部分だったので、暖かくできました。

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    2. トトコさま
      巻き寿司、懐かしいです。昔、母が作っていたような。具の量もそんなものでしたっけ。
      もしかしたら、ピンクの蒲鉾を入れていたかも。画像では分かりませんが、確かにあなたの反省点はそのとおりですね。お気に入りの一寸高かったセーターで、フェルト化したのがあるけど、あなたみたいに上手く出来そうにないので躊躇してしまいます。お友達、きっと喜ばれるでしょうね。YM

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    3. YMさん、今回の巻き寿司はご飯が具に対して多すぎました。巻くときの具の並べ方にもコツがあるのですね。高野豆腐の甘めに煮たものを入れるのを忘れていました。

      ルームシューズはそんなに難しくないので、思い切ってやってみたら? 私スリッパは好きじゃないのです。毛糸の靴下を編むと素敵だけど、すぐにかかとや親指の下がすり切れてしまいます。その点フェルトの中敷きはかなり丈夫です。でも化繊のは汗をかくので、霜焼けになりますから、これも好きじゃないの。このセーターで4足できましたが、他にふさわしいセーターが見つかりません。もし作る気になったら型紙をお教えしますよ。トトコ

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    4. 巻き寿司と室内シューズ、両方共に名作です。素晴らしいの一言。
      寒さ相手に大変だろうけど、元気で春を迎えて下さい。

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  2. TGさま、コメントありがとう。巻き寿司は一見美味しそうに見えますけど,食べてみると問題点があるのですよ。難しいものです。
    ルームシューズはだんだん上手く出来るようになってきた気がします。軽くて暖かく、家中を闊歩(?)あるいはよたよた歩くことができますし、霜焼けが出来にくいので、考えると一年の内5ヶ月間履いていることになります。自分用には4足持っていますが、中には具合が悪いのもあります。

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