2015/02/09

大雪の中の野鳥たち

先日はカケスが番で飛んできて、すぐそばの木の枝にとまっていました。しばらくいたので、家の中からそっと写真を撮ることができました。カケスはカラス科の鳥で、ちょっと乱暴者のようですが、今は雪の中で静かに行動しているようです。追い散らす他の小鳥もいませんからね。
今日はふと東の窓を見ると、大きな鳥のシッポがぶら下がっていました。キツツキの仲間のアオゲラです。我が家の外壁は鉄板なので、木の部分は窓枠と屋根下の支えになっている太い柱だけです。冬になると窓枠の隙間に入り込んで冬眠しているテントウムシや細いトンボ、カメムシたちをねらって、アオゲラが時々やってきます。このアオゲラ君、数分間東側の窓に取り付いて、何やら虫たちを啄んでいましたら、突然そばの屋根から雪が滑り落ちてきて、びっくり仰天して、慌てて飛んで行きました。あははは!夫と大笑いしました。 しかし敵も然る者、その直後、西側の窓に虫を見付けたらしく、いきなり「トントントントン」と、大きな音を立てて、突き始めました。こんなふうに突かれては窓枠に大穴が空く怖れがあります。夫がそばに行って、窓の縁を「ドン!」と叩いたら,さっと逃げてすぐそばの木の枝に留まってうらめしい様子でしたが、飛んで行きました。やれやれ! 鳥たちもこのような大雪の中で、必死に食べ物を捜しているのでしょう。それにしてもアオゲラ君、良く太っていました。逞しく生きているのです。
最後の写真では、ほんのちょっと頭の赤い羽根が見えています。頭のてっぺんと両側の頬に赤い羽根が目立つのです。細い筋は窓の内側のロールスクリーンを引く紐です。

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