2011/07/01

だしいわし・イワシの焼き干し

季刊雑誌「考える人」の2011年冬号の「日本のすごい味」の記事に、フードジャーナリストの平松洋子さんが津軽・平舘村のイワシの焼き干しを紹介していました。読めば読むほどに是非ともイワシの焼き干しなるものを味わってみたくなりました。

震災があってしばらく、その熱も冷めていましたが、またむらむらとわき起こってきました。

何といっても一番の魅力は、手間がかかっていることです。獲れ立てのイワシを新鮮なうちにさばいて頭とおなかを取り、串に刺して炭火で焙り、そのあと素早く低温で乾燥させるだけ、早朝から夕暮れまでの間にできあがってしまうのですから、新鮮なはずです。使ういわしは小型のイワシ、9月から12月までの数ヶ月間に津軽海峡の潮の流れに乗って陸奥湾に入り込んできたカタクチイワシ。

木浪海産に電話してその後すぐFAXで送り先を知らせると、翌日にはもう送ってくれました。料金は同封された振り込み用紙で郵便局で支払います。

うっかり箱から出して冷蔵庫に保存したり小分けしたりしてしまいましたので、写真は箱の上に一部を載せて撮ってみました。何百匹ものカタクチイワシがパリッと乾いてつながっています。そのままつまんで食べても最高の味です。出汁をとるととてもまろやかで上品な味でした。東北の小さな村で伝統の製法を守って、納得のいく極上の味を産んでいることを実感しました。

青森県東津軽郡外ヶ浜町平舘磯山25 ヤマキ木浪海産 電話は0174-25-2649 FAXは0174-25-2425 300グラム入り1800円 500グラム入り3000円 送料別

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