2011/08/17

笹巻き作り



笹巻きを作ろうと思い立ちました。笹巻きは山形では普通端午の節句頃に作るらしい。笹の葉でくるんだ餅米を煮て、さましたものにきな粉と好みで黒蜜をかけて食べる東北地方や新潟の郷土食です。農村で農繁期にたくさん作って、食事代わりにしたのかもしれません。笹の葉で三角形にくるんだあと、イグサやスゲで縛るのですが、これが算数(図形)の苦手な私にはどうもわかりにくいのです。四苦八苦してやっと12個作ったら、もう肩と首がカチカチに凝ってしまって、めまいがしてきそうになりました。その夜はそれでやめてこれは翌日にできあがったちまきです。ちょっとへたくそなのは三角の先っぽからご飯が見えています。

お米はまだまだたくさん浸水してあるので、ちまきはこれでもうやめて、慣れている中華ちまきとお赤飯に変更
しました。本当のことを言うと、お赤飯はこの3倍できました。

中華ちまきの具は、豚バラ肉の中華風ベーコンを作って冷凍してあったものを角切りに、あとはにんじん、干し椎茸、銀杏、伏見唐辛子の小口切り。具を炒めて水切りしたお米も入れて炒め、調味料を混ぜたスープを入れてお米が水分を吸った半生のものを笹の葉でくるみ、新潟の笹団子風にスゲで縛りました。ステンセスのバットに載っているのが蒸す前、かごに載っているのは蒸してできあがった中華ちまきで、白い蒸し紙でくるんだのは家で食べる分です。

最後はお赤飯です。お赤飯の小粒小豆は去年うちの畑で自分で収穫した小豆です。こんな小さい小豆でもほんのり色がつきました。

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