2012/12/14

ビーツとマーブルケーキ

直売所でビーツを見つけました。砂糖大根という野菜です。この辺では色付け蕪として漬け物の色を赤くきれいに付けるために栽培している人がほとんどで、ヨーロッパのようにサラダや煮込みに使う人は少ないと思います。昔フランスに住んでいたことがあるので、わが家では懐かしい野菜です。フランスではエピスリ—という香辛料になる野菜を売っている八百屋だけがビーツを茹でて売っていました。最も安い(しかし鉄分ビタミンなどの栄養が豊富)野菜で、貧乏人が好んで食べる野菜と聞いたことがあります。息子たちは学校の給食でよく食べたと後で言っていました。 生のビーツはジャガイモのような形で肌が悪く、汚らしい焦げ茶色でよく見ると少し赤っぽいのです。とても固いので、酢を落とした水で1時間ぐらいことことと茹でます。串が通ったら火を止めてお湯が冷めるまでそのまま置きます。 茹で汁ごとビンなどで保存します。サラダには水気を切ってから、薄切りにします。玉ねぎのように輪のような模様があります。縦に切るとまた別の模様が現れます。塩を振って、ドレッシングをよく染みこませて、玉ねぎの薄切り、蕪の薄切り、カリフラワーの茹でたもの、レタス、茹でたジャガイモ、ゆで卵の薄切りなどと一緒にサラダにします。独特の甘みがあって、おもしろい味です。家では夫が先日プレーンヨーグルトをかけることを思いつき、やってみたら病み付きになる美味しさになりました。どうやら酸っぱい味と相性がよいようです。またロシアではボルシチに欠かせない野菜です。食物繊維が豊富なのと、ビーツの色でスープの色が赤くきれいになるので好まれるのでしょう。
14日は孫息子の弟の方のSちゃんの8歳のお誕生日です。リンゴのケーキはだめだと聞いたので、チョコレート色の混ざったマーブルケーキを焼きました。四角い大きなケーキになりました。いつものようにじーじとばーばの分もちょこっと余分に焼きました。箱に詰めてパパの好きなビーツと一緒に送ってやりました。美味しく食べてね。

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