2012/11/06
リンゴとマルメロ
山形の秋はいろいろな果物がこれでもか、これでもかというように次々と出回ります。リンゴも種類がたくさんあって、試すのが忙しいです。先週売られていたものがもう今週はないこともあります。今週は昂林と秋映というのを買いました。
マルメロという西洋カリンは香りが良く、普通のカリンと違って生でも食べられる種類です。ジャムにすると柔らかくなります。穫りたては薄茶色の産毛がびっしりと生えています。洗うとつるつるの黄色で形はリンゴそっくりです。
きょうは紅玉と秋映とマルメロでジャムを作ろう!
マルメロは皮ごと四つ割りにしてできるだけ薄く刻みます。リンゴは色を出したいので、丸ごと皮を剝き、身は六つ割りにして薄く刻みます。皮は小鍋に入れて水を少し入れてさっと煮るときれいな色が出てくるので、汁はリンゴにかけ、皮はみじん切りにしてから加えます。
砂糖は重さの35%、レモン汁を大さじ2杯ぐらいかけて砂糖が溶けてきたら煮始めます。
深い紅色のジャムになりました。マルメロが入っているので、本当に素晴らしい香りが楽しめます。このマルメロは米沢のE子さんのお父さんが栽培している優れものです。売り物にすると言うことはしっかりした粒ぞろいであることが要求されるので、一年中気を配って栽培しているのです。80歳になるE子さんのお父さん、毎年素晴らしいマルメロをありがとうございます。
左の二つはマルメロと紅玉のジェリーです。水と一緒にことこと煮た身を汁ごと布で漉してから砂糖を入れて煮て作ります。とろみがついてきたら完全に固まらないところで火を止めるのがコツで、毎年やっていてもゆるすぎたり、固すぎたり、なかなか難しいです。
今日おまけの一枚は、干しリンゴを作っている写真です。お天気が好くないとなかなか乾きません。これは最後のジョナゴールドで作っています。ジョナゴールドを作る人も少なくなってきたようで、残念です。私は特の甘酸っぱい味が大好きなのです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿