2011/12/24

暖かい室内履きを作りました

冬は足下が寒くなります。雪かきで外へ出たり、薪を取りに冷たい一階に下りたり、ウールの分厚い靴下をはいていてもたちまち冷えてしまいます。

小さい時から特別末梢の血液の流れが悪い私はしもやけができるので、特性の室内履きを手作りすることにしています。何かを手作りするのは小さい時からの趣味なので、役に立つものができればそれこそ実益を兼ねて喜びもひとしおです。自分のは何足もあるので、この冬は手始めに夫の室内履きを作ることにしました。

室内履きの『底』はホームセンターなどで売っている長靴の中に入れて足を保温するウール入りの中敷きを用意します。足の大きさに合わせてつま先とかかとの部分を切ります。足を包む部分はウールの登山用のソックスを使って作ればよいのですが、みな化学繊維になってしまい、この頃なかなか売っていません。化学繊維は足に汗をかきやすいので、かえって逆効果で、やはりウール製がよいのです。

思いついたのは少しフェルト化した私の古いセーターを使うことでした。靴の形をよく見て、大雑把に大きめに左右対称に切りました。ゆるめに作るためには足の前半分の縫い代の内側を縫い縮めてきせをかけました。中敷きと合わせながら切り口が外へ出ないように折り込みながらジーンズスティッチ糸を二重にして針で半返し縫いで縫っていきます。かかとの部分はバイヤステープを当てて布が重ならないように平らに仕上げます。

思ったよりうまく靴らしい形になってきました。履き口はセーターの裾のゴム編みの部分を切って、縫い付けました。切りっぱなしの切り口をぐるっと包み込むように見えないところで何回も縫い付けてあります。できあがりました!これで一日に何回も脱いだり履いたりしてもこわれそうもない室内履きができあがりました。夫は『暖かいね』と満足気。反省点は底をもう少し長めに切っていればもっとゆったりしたものになったかなと言うところでした。

ときどき手洗いすれば、汚れも落ちます。

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